【映画】死霊のえじき(’85)アメリカ 原題:DAY OF THE DEAD)

映画


制作:リチャード・ルービンスタイン
監督/脚本:ジョージ・A・ロメロ
撮影:マイケル・ゴーニック
音楽:ジョン・ハリスン
特殊メイク/効果:トム・サビーニ
出演:ローリー・カーディル、テリー・アレグザンダー、ジョゼフ・ピラト
ジャーラス・コンロイ、アントン・ディレオ・ジュニア
リチャード・リバティー
予告編:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B084F11FLZ/ref=atv_dp_share_cu_r



あらすじ
地球はほとんどゾンビたちによって死滅の日々を迎えている。フロリダのどこかと思われる土地の地下に軍部と科学者たちが立てこもり、ゾンビの地下世界と対峙する最前線がある。科学者グループのリーダーは今風な女性で、軍側のリーダーとは犬猿の仲の対立状態。物語は、プロローグとエピローグだけ地上で、後はすべて地下で展開されていくこともあり、陰惨な雰囲気だ。科学者側に対して、まったく耳を傾けない軍側は、その権力をかさに頑固で無謀な行動にでるが、最後はゾンビに屈することになる。科学者側は「フランケンシュタイン博士」の仇名を持った老医者が「バブ」となずけた人に博士に従順な改造ゾンビを生み出す。「ゾンビを無害化できる」と主張する科学者と、「ゾンビはゾンビだ!」と主張する軍部。その主張がぶつかり地下基地は地獄と化していく。



’68「ナイトオブザリビングデット」’79「ゾンビ」に続き、正当な3作目にあたる本作により、シリーズ三部作は17年の時を経て完結。ラストシーンが突然、平和な海辺になり「??」と考えさせられるエンディングを迎えることになる。登場人物の少なさ、地下という一つのシチュエーションで展開される手法から、低予算で作成されたことがプンプンと匂ってくる。プロットはシンプルで、描写のほとんどは、ぐちゃぐちゃスプラッター描写。内臓引きずり出しは健在。



一見、乱暴な軍部が悪で科学者が善にも見えるが、よく考えると、ゾンビを操れても「腐っちゃうしな~」「軍が主張する通り、一掃したほうが人類にはよさそうだしな~」と考えると、科学者もマッドサイエンティストに見えてくる。そもそも、死体だもんね。と言いながらも、日本公開当時、中2だった僕は、スターウォーズの続編を待つのと同じ気持ちでロメロゾンビの公開を待ち望んでいた。

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