【映画】ドーン・オブ・ザ・デッド(’04)アメリカ 原題:DAWN OF THE DEAD(死者の夜明け)

映画


制作・マーク・エイブラハム、エリック・ニューマン、リチャード・P・ルビンスタイン
監督:ザック・スナイダー
脚本:ジェームズ・ガン(オリジナル脚本:ジョージ・A・ロメロ)
出演:サラ・ポーリー、ヴィング・レイムス、ジェイク・ウェバー、メキ・ファイファー、タイ・バーレル、マイケル・ケリー、ケヴィン・ゼガーズ、インナ・コロブキナ



あらすじ
その朝、アナ(サラ・ポーリー)と夫ルイスは静かに開く寝室のドアの音で目覚めた。そこにいるのは隣家の少女ヴィヴィアン。少女は突然、人間離れしたスピードでルイスに襲い掛かり命を奪う。しかし、次の瞬間、死んだはずのルイスが息を吹き返しアナに向かって襲いかかってきた。パニックになりながらも屋外に脱出したアナが目にしたものは、隣人同士が殺しあう無法地帯だった。アナは出会った4人の生存者と一緒に無人となった巨大ショッピングモールに忍び込むが、それは本当の悪夢の始まりにすぎなかった。



見どころ
本作はタイトルの通り、ジョージ・A・ロメロ監督による「ゾンビ」を再構築した作品だ。ゾンビの原題をそのまま日本でも起用されている。ロメロ自身は直接かかわっていないが、脚本元としてクレジットされているため、正当リメイクと言ってよいだろう。「ゾンビ」に出演していた、ピーター役のケン・フォーリーやロジャー役のスコット・H・ライニガー、そして我らがトム・サビーニがちょい役出演しているのも見どころの一つ。しかし、何といっても「28日後(’02)」で登場した全力疾走するゾンビを起用したことで、ホラーだけでなくアクション要素もしっかりと生み出されているところはスリリングな演出につながっていると思う。ラスト間際の大量に追いかけてくるゾンビの大群は圧巻。
元になっている「ゾンビ」とは大型ショッピングセンターを舞台に展開される群集劇という点では同じだが、それ以外は全く違う展開なので、「ゾンビ」を見たことない方も、ゾンビ入門編としてはお勧めかも。もちろん、ゾンビ上級者は2作を見比べて楽しみたい。

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