【映画】バスケットケース(’82)アメリカ 原題:BASKET CASE

映画
制作:エドガー・イヴィンス監
督/脚本/編集:フランク・ヘネンロッター
出演:ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック
        テリー・スーザン・スミス、ビヴァリー・ボナー


あらすじ
頭部と両腕しかない異形の姿のベリアルは弟のドゥエインの腰に寄生しているシャム双生児。3人の医師の手術により彼らは強引に切り離されたが、ドゥエインはバスケットケースにベリアルを入れ、彼らを切り離した医師たちに血みどろの復讐をしていくが、ドゥエインが若い女性と恋に落ちたことから兄弟の間には溝が生まれ、恐ろしい悲劇を迎える。


見どころ
B級ホラーのお手本のような映画だ。16mmフィルムで撮影しており、制作費は35000ドル。もじどの低予算。ベリアルの造形の安っぽさや、ストップモーションアニメーション(コマ撮り)の技法が用いられているところなど、お手製感が充満している。公開時ではなく、ビデオ販売されて人気に火がついたというエピソードもあり、いかにもカルト映画っぽい演出につながっていると思う。リアリティーやストーリー性など期待して観てはいけないが、結合双生児を化け物扱いするあたりは今ではゆるされない設定ではないだろうか?2以降を見ると、奇形にたいする化け物扱い感が印象として強く残ったかも。お手製感満載な愛らしい映画だけど、倫理観ではR18かな。
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